搬入経路Carry-in route

搬入経路

この度は当店での家具の購入をご検討いただきありがとうございます。
せっかく気に入っていただいた家具でも実際に搬入しようとすると入らないという場合がございます。
そうならないために事前の搬入経路の状況確認をお願いします。

商品サイズについて

当店では、商品の本体サイズをスペック表にて記載しております。ご購入前に必ずご確認ください。
当店ではテーブル、デスク、ソファなど一部の大型商品を除いては完成品でお届けします。
その場合の梱包サイズの目安はメーカーにより異なりますが、それぞれ実際のサイズから+3cm程増えます。

また、テーブル、デスク、ソファなどについては、脚部やシェーズロングを分けて発送するため配達員による簡単な組み立て作業が発生します。

商品名 チェスト 80cm幅 オペラ
サイズ 幅80.3cm×奥行41cm×高さ85.2cm +約3cmずつが梱包サイズの目安
内寸 引き出し1段目:幅65cm×奥行32.5cm×深さ8.5cm
引き出し2段目:幅65cm×奥行32.5cm×深さ10cm
引き出し3、4段目:幅65cm×奥行32.5cm×深さ13.5cm 脚部高さ:12.2cm
材質 本体:天然木ウォールナット突板or天然木ホワイトオーク突板
脚部:天然木ウォールナット無垢材or天然木ホワイトオーク無垢材
背面・内装:プリント化粧板
引出:桐無垢材
商品サイズについて

搬入経路の採寸で必要となるのは、商品の梱包サイズに対して、玄関、廊下、階段、入口の幅や天井の高さが十分に確保されているかという点です。
その際に商品の横幅、奥行、高さが必要となります。
また商品は形状によって設置時の状態とは違う向きで運び込まれる場合があります。
その際には、商品の幅、奥行き、高さだけではなく、上部と下部の隅を対角線で結んだ長さも必要になります。

家具の対角線の長さを求める計算式は、√(幅2+奥行2+高さ2)となります。上記のオペラ チェストの商品の場合、商品の対角線上の長さ0が約124cm程となります。
傾けたりする場合、この長さを基準にすると問題なく搬入できます。

一戸建て、集合住宅の違い

戸建てと集合住宅の大きな違いは、玄関部分とエレベータになります。
集合住宅で角部屋の場合は扉の開く方向と扉の位置によって搬入が出来るかできないかが大きく変わります。
また、戸建ての場合内部の階段の幅も狭い場合も多く、天井までの高さも外部の階段に比べ低い場合も
多いため、2階以上へサイズが大きな家具を搬入する場合は注意が必要です。

戸建て住宅

戸建て住宅で家具の搬入で必要となるポイントは以下の5つのポイントです。

戸建て住宅

集合住宅

集合住宅で家具の搬入で必要となるポイントは以下の6つのポイントです。

集合住宅
集合住宅

住宅の特性

それぞれの住宅の特性を踏まえて、ポイントを見ていきましょう。

玄関

玄関

搬入経路でまず問題になるのは玄関サイズです。
玄関の扉の横幅と高さを図り、実際に搬入する商品の梱包サイズの目安と比較し、問題ないかを確認しましょう。

搬入時は、幅、奥行、高さが玄関の扉のサイズに収まっている必要があります。ソファなど幅の広いものも奥行か幅が入るようであれば問題なく搬入できます。

玄関は扉になっているため、扉の開き方によっては、
扉の寸法よりも実際に物が通るスペースの寸法は小さくなる可能性があります。

戸建て住宅の場合、玄関から入らない場合でも庭やベランダなどから搬入が可能な場合があります。その場合は庭などの経路の寸法も念の為ご確認いただくことをおすすめします。

扉の位置、開き方や開く方向をご確認ください。

引き戸の場合は、開いた時の横幅と高さが問題なければ搬入可能です。
開き戸の場合は扉の位置と開き方を確認してください。
寸法上問題ない場合でも転回スペースが取れない場合搬入が出来ない場合があります。

右端のお部屋の場合(左開き)

右端のお部屋の場合(左開き)

扉が壁側に開き、通路側のスペースで転回が出来るため搬入ができます。

右端のお部屋の場合(右開き)

右端のお部屋の場合(右開き)

扉が通路側に開き、転回できるスペースがとれないため、搬入ができない場合があります。

左端のお部屋の場合(左開き)

左端のお部屋の場合(左開き)

扉が通路側に開き、転回できるスペースがとれないため、搬入ができない場合があります。

左端のお部屋の場合(右開き)

左端のお部屋の場合(右開き)

扉が壁側に開き、通路側のスペースで転回が出来るため搬入ができます。

エレベーター

エレベーター
  1. エレベーター入口の横幅
  2. エレベーター入口の高さ
  3. エレベーター内部の横幅
  4. エレベーター内部の高さ
  5. エレベーター内部の奥行

基本的に家具の高さや幅など、一番長い部分が扉の高さより低く、一番短い部分の長さが奥行より短ければ問題なく入りますが、搬入時に斜めにすることで、対角線の長さが天井と奥行に対して短く収まれば搬入が出来ます。

エレベーター
  1. エレベーター内部の奥行
  2. エレベーター内部の高さ

斜めにした時にそれぞれ①と②の長さが対応した部分の長さに収まっていれば搬入が可能です。

階段

2階以上に搬入する際は階段の寸法を確認してください。階段の種類により、確認する点が異なります。

階段は大きく分けて以下の3種類に分類されます。

  1. 真っすぐな階段の場合
  2. 踊り場付きの階段
  3. 螺旋階段

真っすぐな階段の場合

真っすぐな階段の場合

真っすぐな階段の場合は、横幅と天井までの高さを測って、商品の寸法が問題なければ搬入が可能です。

真っすぐな階段の場合

踊り場付きの階段

踊り場がある場合階段の横幅、天井までの高さとは別に、踊り場の幅、奥行き、天井までの高さも測る必要があります。

踊り場付きの階段
踊り場付きの階段

螺旋階段

螺旋階段の場合は、横幅や天井の高さが十分でない場合、傾けて搬入が難しく階段からの搬入が出来ない場合があります。
また天井の高さが一定でない場合、入口付近の高さは問題なくても、途中で通らなくなってしまう場合があります。
そのため、入口付近の高さではなく3段程度上った位置の高さを基準に採寸してください。

螺旋階段
螺旋階段

商品の奥行60cm 高さ190cmの商品の場合で、階段1段の奥行が30cm、高さが20cmとした場合

らせん階段1段目
らせん階段1段目

天井との隙間は30cm有り2段目まで運べて問題ない。

らせん階段2段目
らせん階段2段目

天井との隙間は10cm有るため3段目まで運べそうに見える。

らせん階段3段目
らせん階段3段目

3段目まで来ると後方がつっかえてしまい入らなくなる。そのため、3段目以降の天井のサイズの余裕をしっかりと確認してください。

採寸の結果、階段からの搬入が出来ない場合、2階であればクレーンでの吊り上げで搬入できる可能性があります。
別途費用が発生しますが、対応が可能です。

廊下

廊下

次に採寸しなければならないのが廊下の幅と高さになります。

搬入対象のお部屋の入口のドアの形状や開き方も考慮した上で、ご購入予定の商品に対して廊下が余裕を持った広さが確保できているかを確認してください。

廊下に曲がり角がある場合は角の寸法も測る必要があります。

廊下
廊下

廊下の天井の高さと曲がり角の高さが変わらない場合は測る必要はありません。
曲がり角の先の①廊下の幅と②廊下の奥行をご確認ください。
ソファやテーブルなどの幅が広い商品は、ここで一度縦に向きを変えて搬入します。
その際に廊下の角の奥行に商品の奥行が収まるか、展開後の廊下の幅は問題ないかをご確認ください。

廊下

室内

室内

最後に搬入先のお部屋の入口と内部の採寸です。
ここは基本的に玄関と同じく、廊下の幅、扉の寸法と開き方の形式が重要になります。
また通路の廊下にブレーカーがあったり、絵などが飾ってある場合は搬入に影響が出る場合があります。

お部屋への搬入の際は、特に以下のような点に注意をしてください。

ドアを開ける事ができない
ドアを開ける事ができない
ドアにソファがあたる
ドアにソファがあたる
ソファを転回する事ができない
ソファを転回する事ができない

搬入経路について
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